50年以上の歴史を持つ当社のカラーセンターは、関西ペイントの品質管理体制(JIS認定工場)に準じた品質管理を行っています。見る角度によって変わる「微妙な色の変化」にまで気を配りながら、高度の色調精度を要求されるオーダーメイドの色づくりを承っております。
関西ペイントからOEMを認められた、技術力の高いカラーセンターです。
本社に併設されているカンペ松本カラーセンターでは、建築用塗料、工業系塗料、自動車補修用塗料などの調色を行い、オーダーメイドの塗料を製造しています。当社のカラーセンターはJIS認定工場であり、JIS認定材料適合品指定の調色をお引き受けることができます。
関西ペイントの品質管理体制+JISによる監査。このような厳格な品質管理の下で、お客様が求める「色」を創り出しています。
カラーマッチングシステム+職人の技術力でお客様の信頼にお応えしています。
調色の仕事は、かつては職人技の世界でした。現在ではコンピュータによるカラーマッチングシステムが進化すると共に、原色配合のデータが膨大に集積されたおかげで、かなりの部分までシステムにレシピを委ねることが可能になりました。しかし調色の本当の難しさは、ここから先です。
例えば同じ色彩でも、ツヤ消しとツヤ有りがあります。どの程度ツヤを消すのか。見る角度によってツヤがどう変化するのか。こうした色彩のちょっとした変化を一番厳しく判定するのが、人間の目です。コンピュータのデータ上ではほぼ同じ色でも、実際に見た人が違和感を感じてしまうのであれば、その調色は成功したとはいえません。
当社のカラーセンターでは、長年の仕事の中で蓄積してきたデータや経験をもとに、カラーセンター専属の社員が調色を行っています。大手家電メーカーが使用している指定色の「全国のマスター版」は、当社のカラーセンターでなければ作ることができない…といった例が示すように、調色技術の高さでお客様の信頼にお応えしています。
三枝塗料の色のこだわり
当社のカラーセンターは昭和43年(1968年)に、関西ペイント㈱松本サービスステーションとして開設されました。以来50数年にわたり、お客様のご要望に応じたオリジナルカラーを調色しています。開設当時はまだコンピュータによる解析システムもなく、調色士である職人の経験がものをいう時代でした。ご承知のように信州は四季の変化に富み、季節ごとに野山や田畑が印象深い色彩で覆われます。色は自然を彩るだけではなく、私たちの暮らしそのものも豊かにしてくれる存在です。色を通して、生活にさまざまな提案をしていきたい。開設当時から受け継がれてきた色に対するこうした思いが、当センターの技術の背後にあります。