環境を大切に考えた商品をご提供することで、
SDGsやPRTRの推進をサポートします。
環境負荷の低減、CO2削減など、塗料や塗装は「環境」というキーワードで大きく変わろうとしています。有機系塗料から水系塗料への転換、塗料による省エネ対策など、商品情報や法的情報をお客様にご提供いたします。
環境品質
VOC削減に代表される塗環境負荷の低減やPRTR対策について、適切な商品をご提供すると共にアドバイスを行います。
環境負荷低減やSDGsに貢献するための塗料や塗装方法をアドバイス。
2015年に国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)には、17項目の目標が定められています。塗料や塗装と関係するものとしては「すべての人に健康と福祉を」「つくる責任つかう責任」「気候変動に具体的な対策を」といった項目があげられると思われます。
特に有機系塗料から揮発するVOC(揮発性有機化合物)は、有害な光学系オキシダント(Ox)を発生させるなど、環境や人体に悪影響を与える物質として、近年規制が厳しさを増しています。
- 有機系塗料から水系塗料への転換をどのように行うか
- 発生したVOCを吸着あるいは燃焼させる方法について
- VOC低減を二酸化炭素低減に換算する計算方法について
など、環境負荷低減やSDGsに貢献するための塗料や塗装方法について、アドバイスを行っています。
PRTR法に牴触しない新しい塗料の情報や、換算方法についてもお知らせします。
PRTR(Pollutant Release and Transfer Register)とは、毎年どのような化学物質がどれくらい排出されているかを知るための仕組みで、国内だけではなく諸外国でも導入が進んでいます。PRTRには354の化学物質が指定されています。1999年に公布された「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」(PRTR法)では、対象となる事業者に対して、化学物質の環境中への排出量などを届け出ることが義務付けられています。
こうした流れに対応して、各塗料メーカーではPRTR法に牴触しない塗料の開発を行っています。当社では、そうした新しい塗料をお客様にご紹介すると共に、PRTRの排出量の換算方法などについてもアドバイスいたします。
塗料を変えるだけで省エネ化や環境負荷低減を実現できます。
環境について考える時、有害物質を発生させるという有機系塗料のマイナス部分に目が行きがちですが、塗料は本来「環境に貢献する」使命を背負っています。
例えば、建築関係で遮熱効果がある塗料を屋根などに使用することで、エアコンの設定温度を2~3度上げることができるといわれています。
また、塗料の種類を変えるだけで、省エネに役立つ事例もあります。塗装をした後、高温で「焼き付け乾燥」を行い塗膜を形成させる場合、より低い温度で乾燥→塗膜形成が可能な塗料に変更することで、工程の省エネ化を実現することができます。
SDGsを意識して、健康経営を推進。社員の健康を大切にしています。
SDGsに関連した取り組みで、社内でもできることはないか。こうした考えのもと、当社では2020年から「健康経営」の取り組みを推進しています。社員の健康増進と、「すべての人に健康と福祉を」というSDGsの目標の1つを結び付けたものです。
具体的には、残業がほとんどない、有給休暇の取得を基準より2日多い年間7日を目標にするなど職場環境を健全に維持することや、会社が資金を出して全社員の医療保険に加入するなど、さまざまな取り組みを行っています。